33歳男子の詩「君とたい焼きとたい焼きのしっぽ」

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gori

鉄板の上ではないけど毎日毎日が嫌になる気持ちがものすごくわかる木曜日の夜

暴力的な満員電車のせいで頭ん中もスーツもよれよれになった僕は交差点の角にあるたい焼き屋の前に投げやりに立ちつくしていた

「しっぽから食べるんだ?」

いつか君に言った言葉が今は懐かしい

「だって最後にしっぽだけ残ったら悲しいから」

君がどこかに行ってしまってからどれくらいの年月が流れたのだろう

いつものスマートフォンの代わりに右手にたい焼きを握りしめてトボトボと歩き出す

甘いあんこは疲れた脳からいろんなものを少しだけ忘れさせてくれるのだけど、やっぱり今でもたい焼きを頭から食べてしまう僕はあの頃から何ひとつ変わっていない

君への想いも

「だって最後にしっぽだけ残ったら悲しいから」

一人残された僕はまるでたい焼きのしっぽみたいだ

そんな冗談を言ったら君はまたあの笑顔を見せてくれるだろうか

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