うちの犬にエアインタビューしてみました。

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280209

サッカー雑誌の欧州のスター選手への取材がエアインタビューではないかと話題になっている。

日本のサッカー専門誌で、「エアインタビュー」記事が横行していると、告発している人がいる。 世界的な有名選手や監督への取材を実際はしていないのに、あたかも取材したかのように仕立てているとみられる記事が複数確認できると、ノンフィクション作家の田崎健太氏は言う。

ことの真偽はさておき、この度我々は我が家の愛犬ゴン太へのエアインタビューに成功した。

彼が初めて明かした「想い」とは?

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ゴン太(ダックスフンド・オス)単ドック取材に成功!

インタビュー・文=ピート・グリーンウッド 翻訳=オカモト近藤

ーゴン太さん、今日は忙しい中でインタビューのお時間をいただき光栄です。

ゴン太(以下、ゴ):ちょっと待って。ゴン太というのはキミたちがそう呼んでいるだけで、僕には本当の名前がある。キース・ペイジ・ラモーン・ヘンドリックスJr.。これが僕だ。誰が付けたってわけじゃないけど、少なくとも僕は自分のことをそう呼んでいる。もちろん長いからキースと省略してくれてかまわないけど。インタビューは文字数制限もあるだろうしね。

ー失礼いたしました。ではキース。まずは今日の試合から振り返っていただけますか?

ゴン太改めキース・ペイジ・ラモーン・ヘンドリックスJr.(以下、キ):今日は最高のコンディションの中での散歩だったね。それは間違いない。ます家を出た瞬間に、高橋さんちの前にある電柱におしっこしてやることは決めていた。あれは僕の中でルーティンなんだ。いや、儀式に近いかな。あの電柱が他の誰でもない僕のものであることを証明する。それをしないと僕の散歩は始まらない。

ーなぜ高橋さんちの前の電柱にこだわりを?

キ:電柱に看板が貼ってあるよね、あそこになんて書いてあるか知っているかい?答えは「みずの接骨院」だ。そう、「骨」という字。あの骨は僕のものだし、いつか咥えてみたい。見ているだけでヨダレが止まらない。咥えて持って帰って、うちの庭に穴を掘って埋めるんだ。それが僕の夢。だから毎日おしっこをかけてる。

ーあの電柱にはライバルも多いと聞きます。それこそ高橋さんちのアレクサンドラくんとか。

キ:アレク…誰だい、そいつは?

ーほら、高橋さんが飼ってるオスの柴犬のアレクサンドラですよ。

キ:あぁ、ドブ丸のことか。あいつはダメだ。ドブ丸は電柱に対する愛がない。おしっこをかけるという行為をポケモンGOか何かと一緒だと思っている。陣取りゲーム感覚なんだ。電柱はポケストップじゃない。もっとホーリー(神聖)な何かなんだ、電柱におしっこをかけることは。そういう意味でドブ丸はまだ選手としては未熟と言わざるおえない。

ー散歩中は次々と他の電柱におしっこをかけていく姿も印象的でした。

キ:今日はゴールを量産することができた。僕はどの電柱にもリスペクトの気持ちを忘れないんだ。いつかバルセロナ(編集部注、東京都北区のこと)の街だけじゃなく、世界中の電柱を手に入れたい。そんな野望を持っているよ。

ー最後にゴン太……じゃなくて、キースにとって電柱とは?

キ:うーん、それは難しい質問だ。僕はつねに電柱に向かう時、コンディションを万全にしていて、よく寝て、よく食べて飲んで、よく遊んで、よく吠えて、そうしてとにかく金玉をパンパンにする。……あ、失礼、下品な言葉だったね。「フットボール」をパンパンにする。そうすることで、できるだけたくさんの電柱に「愛」を投げかけてやる。そう、電柱とは愛を与える対象。つまり家族であり、親友であり、恋人かもしれないね。

ーおしっこがたまるのは金玉じゃなくて膀胱ですよ。

キ:えーーーっ?そ、そうなの?知らなかった。じゃあ、あのパンパンにたまった感覚は何?ちょっと待って、動揺している。ということは、僕らが短い足のすぐ近くにあるからフットボールって呼んでた金玉の存在って。何なの?クゥ〜ン!

おわり

このインタビューはもちろんフィクションです。

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