どうして素人がブログで稼ぐのは悪とされるの?
よく話題になる個人がブログで稼ぐなんてケシカランという話について。
いまだにブログで稼ぐことに抵抗がある人は多いけど、それは結局のところ「他の誰かが正業以外で儲けることはあまり褒められたものではない」という謎の風潮のせいではないでしょうか、きっと。私には何が悪いのかイマイチわからない。
コツコツ勉強して大手企業、公務員や弁護士、医者になる人は偉い、みたいなのが当たり前とされているから、株で一発当てたなんて人は評価されないのもこの風潮が原因だと思います。
お金の稼ぎ方なんかよりも、どうやって毎日を楽しく暮らせるかを考えたほうがいいに決まってる。お金の出どころを気にする人の方がよっぽどお金のことばかり考えてるのでは?
よく個人がブログで稼ぐことに文句を言う人は「素人が低品質なものを量産してネットを汚すな!」と怒りますが、そもそもプロ野球の球団を持つ企業が信憑性のない医療情報を垂れ流して儲けている時代、個人がちょっとブログでお小遣い稼ぎするくらい大目に見てくれよー。
ちなみに、あくまで私の経験ですが、役に立たないもの、つまらないものはそもそも読まれないからお金にならないし、そういうものに貼ったアフィリエイトは絶対にクリックされない。
たぶん炎上狙いの記事なんて、いくらにもなっていないと思います。きちんと調べもせずに水素水やクレジットカードを紹介したところでほとんどお金にはならないのです。
だから、ムキになって心配しなくていい。もしも低レベルな記事で儲けてる人がいても、その低レベルは他の人にとっては高レベルなのです。(もちろん、情報弱者をターゲットにした詐欺は絶対に許すべきではないとは思います)
なにより、個人がブログで儲けることに嫌悪感を抱いてる人、あなたは絶対に広告クリックしないでしょ。
そういう人たちは広告があることに怒るのではなく、ブログがつまらないことに怒るほうがしっくりきます。
お小遣い、稼いじゃダメ?
もしも一生懸命に書いたブログが誰かの役に立ったり、面白かったりしたのなら、わずかながらのお小遣いが発生するくらいは許してほしい。その記事を読んで買いたい気持ちになった人が商品を購入する。意外とみんなハッピーになれる気がします。
お金のためにブログを書くわけじゃない人、ブログに広告を載せないポリシーの人がいることもわかります。ただ、お金のためじゃない人が偉いわけじゃない。どっちも同じ。誰かに喜ばれるブログを書いた人が偉い。そこに広告があろうがなかろうが。
もっと自由にブログでお小遣いを稼いだらいいし、それで今の日本、終身雇用がなくなり、みんながヒーヒーいってる状態が少しでもよくなって、その分でみんながお金を使うようになればいいのになぁ。