パチスロにハマってしまい、やめたいのにやめられないっていう人は多いと思います。
何を隠そう僕もそんな1人でした。
ちょうど4号機の北斗や吉宗が全盛のころに一番ハマっていて、当時は大学生だったのですが、アルバイトもせずにしょっちゅう徹夜して並んでました。
むかしは設定5や6が並べば取れた時代。1日で40万近く勝ったこともありました。
北斗80連で一撃万枚越え、吉宗で5+3の8連で一撃で5000枚越え、など脳汁がドバドバ出る毎日。(大負けすることもありましたが、基本的には設定狙いと豪運で毎月プラスでした!)
ただ、社会人になりいつしか忙しく働くようになって、パチスロの規制もあって、次第に勝てなくなり、「やめたいな」「やめなきゃな」と思うように。
精神論でパチスロはやめられない!
ただ、当然、一度ハマってしまった人間がそんなにすぐに抜け出せるはずもなく……。
仕事帰りや休日にホールを見つけると、「今日はのぞくだけ」ととりあえず台をチェック。
いつの間にか台をタバコで確保している。「5000円だけ、いや1万円だけ」……気がつくと財布がすっからかん。
そのうちスロ台とATMを必死に往復している自分にハッとする。
「僕は何のために仕事をしているのだろう」
「何のために生きているのだろう」
……そんな風に思うのだけれど、結局はやめられない毎日がずっと続いていたのです。
一時は借金もありました。
僕がパチスロ卒業できた3つの方法
でも、今はすっかりパチスロを引退し、最近はようやく貯金もたまって家を買うことにしました!人間、変われるものだな、となんだかしみじみ。
パチスロはやっている時はたしかに楽しい。でも、やっぱり長い目で見ると大きな損失です。お金はもちろん時間も。
そこで、パチスロをやめる方法がわからず、同じ悩みを抱えている人へのアドバイスになればと思い、僕がパチスロ依存症から脱却することができた方法を今回は紹介します。
すべて人に当てはまるかはわかりませんが、ちょっとでも参考になれば幸いです。
その1.日本を離れ、海外に長期間暮らしてみる
いきなりデカい話に思えるかもしれませんが、これは効きます。
僕は最初に入った会社を辞めた時、世界1周旅行に出ました。それまでは仕事以外の時間はほぼパチスロという生活でしたが、「このままではいかん」と一念発起してバックパッカーに。
で、帰ってきた頃にはすっかりパチスロのことなんて忘れていました。
これ、「世界を知ってパチスロの愚かさを知ろう」という意味ではありません。
何が良いかというと、「パチスロのない場所」に強制的に自分を置くのです。
同じようにパチスロ依存症だった友達で一年間アメリカ留学した奴も、やっぱり帰国したらやらなくなったと言ってました。
自分を変えたくて日本1周自転車旅というのも考えましたが、たぶん日本にいる限りはパチ屋を見かけたら入っちゃうと思ったんです。
だから、なけなしのお金と、知り合いに少しばかり借金して、世界1周の旅に出た。
海外には当然パチンコもパチスロもありません。
パチスロがない生活。
それは自分にとって退屈かと思いきや、やはりそんなことはなく、GOD揃い以上のドーパミンが出まくりな刺激的な毎日でした。
(世界1周の時のことを書くと長くなりそうなので、それはまた別の機会に)
あと、先ほど「世界を知ってパチスロの愚かさを知る」のが目的ではないとか書きましたが、実際に海外に長いこと住んでみると、多少なりとも価値観は変わります。
もっと自分にはいろんなことが出来るし、してみたいという欲が生まれてくる。
たぶんパチスロにハマってる人って、毎日に刺激がないんだと思うんですね。だから、自分がこれまで見たことがないところへ行くだけで、すごく刺激はもらえる。
いきなり世界1周なんて無理だ!という人も多いでしょう。お金がない、仕事もやめられない……。
でも、きっと来年と再来年とその先もパチスロがやめられずに使うお金と時間を計算してみてください。
意外と世界1周の旅で使うお金と時間と変わらないだろうし、何よりも得るものは大きいと思いますよ。
その2.今後勝ち続けたとして、パチスロで稼げる金額を出してみる
で、先ほど「パチスロがやめられずに使うお金を計算してみる」と書きましたが、仮にこれからは連戦連勝でほとんど勝ち続けたらどうなるでしょう。
世界1周の旅の最中、ふとパチスロのことを思い出した僕は、ポルトガルの小さなカフェで1日中、あれこれシミュレーションしていました(暇を持て余していたんです)
仮に毎日、万枚が出たとする。
20万x30日=月収600万、年収7200万
それは現実的ではないので、1日3000枚出たとする。
6万x30日=月収180万、年収2000万
これも今の機種ではありえないのでトータル毎日プラス1000枚とする。稼働も毎日は体調管理的にも無理なので20日とする。
2万x20日=40万、年収480万
どうですか?ずっと勝ってもたったこれだけ。
もちろん実際には客が基本的には負けるようになっているので、こんなことはありえません。
でも、もしもずっとラッキーが続いたとして、毎日2万勝ったとしても、たったの年収480万です。
この金額で、例えばパチスロだけで食べていくのはバカらしい。普通に働いたほうがもらえる可能性は高い。
さらにいうと、専業じゃなく、サラリーマンが仕事帰りや休日に打つなら、もっと金額は下がります。
つまり、パチスロって実は夢がないんです。一発20万の夢はあるけど、長い目で見るとどんなにラッキーでも年収480万円くらいが限界。しょぼいんです。
パチンコのほうかいまは稼ぎやすいでしょうがたぶん同じくらい。それだったら、まだ宝くじや競馬のほうがずっと夢がある。
これに気づいて僕はすっかりやる気を失いました。
その3.パチスロ以外の金儲けできる副業を見つけてみる
それでですね。僕の場合、こうした計算をしていて、「僕はパチスロやパチンコがやりたいんじゃなくて、お金を儲けたいんだな」って気づいたのです。
だから、これは僕と同じようなタイプの人にはおすすめなのですが、パチスロの他にお金儲けできる副業を見つけてみるといいと思います。
例えば、ブログ。
ほぼノーリスクで始められます。慣れてくれば月に20万くらいも全然夢ではない。
こちらのサイトを一緒に運営している
nanokaがこんな記事をまとめてますが、

コツさえつかめば意外と簡単です。それこそパチスロ好きって、頭の回転は速いはずだから、ブログで稼ぐために情報を仕入れて、それを実践するなんてお茶の子さいさいなはず!
別にブログじゃなくてもいいと思いますが、もしもパチスロをやりたい理由が「お金」なのであれば、スロに変わるお金儲けの方法を試してみるのはおすすめです。
……長くなりましたが、以上が僕がパチスロをやめた方法がです。
すべての人がこの方法で即パチスロやパチンコをやめられるわけではないでしょうが、1人でも多くの人に僕と同じようにパチスロ依存症を抜け出すきっかけになれば幸いです。